【心不全】iPS心筋シート、治験申請へ(阪大)
先日、iPS心筋シートについて、久しぶりに続報が入ってきました。
NHK NEWS WEB(関西NEWS WEB)より/2019年10月23日
朝日新聞デジタルより/2019年10月23日
iPSの心筋シート移植、治験申請へ 心不全治療で阪大:朝日新聞デジタル
日経電子版より/2019年10月23日
iPS細胞から作成した心筋シートについて、阪大の研究グループ(澤芳樹教授)が治験の申請をするというニュースです。
阪大の iPS心筋シート移植については、過去に何回か取り上げています。
第一報はこちら。
続報はこちら。
続・続報はこちら。
昨年中の臨床研究なるかとずっと待っていたのですが、昨年6月の大阪北部地震で研究施設に被害が出て計画が遅れてしまったとのこと。
第一報から二年を経て、今年度中にいよいよ臨床研究&治験が実施されることになりそうです。
今回の対象は、重症な心不全にある虚血性心筋症の患者さん。
治験によって、iPS心筋シートの有効性と安全性を確認するようです。
すべての心不全の患者さんの希望となる治療結果が得られることを願いつつ、期待しています。
阪大の先生方、応援しています。