映画『ホリデイ』を観ました
2006年の映画、『ホリデイ』を観ました。
あらすじは。
恋に破れた二人の女性、ハリウッドで映画予告編製作をするアマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドンでコラムニストとして働くアイリス(ケイト・ウィンスレット)。二人は、二週間の失恋休暇のためにホーム・エクスチェンジ(互いの家を交換)をする。
ロンドンに訪れたアマンダは、アイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)に、ハリウッドを訪れたアイリスは、作曲家のマイルズ(ジャック・ブラック)とそれぞれ出会って、という物語。
ベタなラブコメではあるのですが、それぞれの俳優さんがとてもチャーミングで、恋の予感、過去の内省を経て、失恋の傷から徐々に立ち直り自分の人生を取り戻していくさまが胸を打ち、観ている者にも勇気を与えてくれます。
特筆すべきは、ジュード・ロウ。イケメンすぎる…。ため息が出ます。
モテ男というわけでもなく、過去の傷を背負ったちょっと不器用な男という設定で、どことなく陰のあるまなざしが、なんともいえず魅力的。
それから、ケイト・ウィンスレットが演じるアイリスも、健気でかわいらしい。
老紳士との交流や、映画によって、強さを身に着け、自分の殻を見事に打ち破るさまは痛快。
キャメロンはかわいいし、ジャック・ブラックも面白いい人。
傷心と、恋のもどかしさを、さわやかに昇華してくれる作品。
そして、難しく考えることなく、感情に身をゆだねてハッピーエンドにいたる、ストレスフリーの映画でした。
ちょっとばかり心に重荷を負っている自分には、ちょうどよい癒しとなったのでした。
こういう映画、大好きです。
『ホリデイ』"The Holiday"
2006年、アメリカ
監督:ナンシー・マイヤーズ
キャスト:キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック、他
おすすめ:★★★★☆